じじらぎ

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イルカの道

023∇…    朝7時に小宝島をでる船に乗って鹿児島に向かう。 1350時、トカラ列島の最北の港・口之島を出港してまもなく、カツオドリが船に伴走した。

イルカも出そうと思う間もなく左舷前方の海が賑やかになった。



この日、カツオドリとイルカの伴走に立ち会った船客は爺ぃと、爺に呼ばれてレストランから出てきたパパラギの女将の、たぶん2人だけ。

最近の船客はなぎの日にもなかなか甲板に出ない。 みんな船室に転がって、時間の長さにひたすら耐えている。 船と海に飽きてもいいはずの爺と婆だけがはしゃぎまわる。

一眼レフは船室に置いたままだったので、緩んだ底蓋をビニールテープで張り付けた簡易カメラで撮る。 生き物たちの速い動きになかなか追いつけない。
 

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ルリタテハ

P1010337 (800x600)   7月の暦に使った蝶の名を問う人がいた。 自分も島に来るまでは知らなかった。

図鑑で調べたら、どうやらルリタテハ。 7月にはいってわが物顔に飛び回っていたアサギマダラ、リュウキュウアサギマダラが避暑にでかけたあと、急に増えた。



IMG_0560_20130706104958.jpg    この蝶は交通安全の心得がない。 信号機を守り、横断歩道を渡る…などという面倒はことは、もともと信号機も横断歩道もない島では考える必要がないけれども、道路の真ん中で休憩するのは困る。 

島の道路を通る車はあまりいない。 ただ、全く通らないわけでもない。 誰かが、道路は車を通すためにつくられたものだ……ということを蝶に教えてあげないといけない。 


道路占拠中のルリタテハをあらためて観察すると、羽根の裏は褐色をしている。 木にとまって羽根をたたんで樹液を吸うのだという。 羽根の裏側の色が違うのは樹皮の色に合わせた保護色らしい。




IMG_0555_20130706104957.jpg     羽根をたたんだまま道に横になっていることもある。 道に木くずが落ちてるのかと思って気にもとめずに近づくと、とつじょ蝶の姿になって飛び立つ。

IMG_0529_20130706104955.jpg     動作は必ずしも敏捷でない。 横歩きの蟹と同様、車にひかれるものもいる。 ひいたあとに木くずと見たのが蝶であったと分かる。 あとのまつり。

かも?の葬儀

ダイサギ (800x512)     雨模様の一日。 サン婆との散歩もテゲテゲ(大概々々) にして、庭の開墾に精出す。 

腰が痛くなって屋内に引き上げたところで、珍客がやってきた。 コサギ、アマサギとは体格が全く違うダイサギらしい白鷺。


いま小宝島に来ているサギ類はアマサギが多いけれども、なかにコサギ、ダイサギ、アオサギ、ゴイサギが混じることがある。


ダイサギといえば一週間ほど前に、死んだ個体を熊本から来た山海留学の少年が抱えてきた。 「この鳥はなんの鳥ですか?」 という。

大きさからコサギだと思ったが、足首まで真っ黒で体の特徴からすれば、どうみてもダイサギ。 幼鳥ならば小さくても差し支えないのかどうか分からないまま「ダイサギかも?」 ということで誤魔化した。 


島にはいろんな鳥が立ち寄る。 島と鳥は字の形からしても同族で、深い因縁がありそう。




島に立ち寄る鳥で多いのは、かも。 カモではない。 かも? 

北薩摩のツルの渡来地・出水にいたことがあって、ツルの消息なら分かる。 ほかは分からないから、たいていの鳥は「かも?」 になってしまう。



先の死骸は「ダイサギかも?」 のまま水葬した。

水葬が適切であったのかどうかは分からない。 少年は初め土葬と決めてかかっている風だったが、反対しなかった。


先月、少年と海に潜った。 その際、海の底で2.5㍍ほどのサメの死骸を見た。 無用に怖がらせてもいけないと思って、別の場所に誘導したが、後で聞くと少年もキッチリ見ていた。


島ではいろんな生き物の死にざまを見る。 生と死は海辺の日常的な風景として不断にある。



かも?の葬儀は水葬になった。 かつてい生きていたものをトカラの海に戻す。 妙に荘厳な思いになった。


トカラウナギ

0545時、雨でぞっぷり濡れた通りをサン婆と歩くと、トカラウナギの子30センチ余のものが道を横断中だった。 

これからの季節は道にも庭にもトカラウナギがあがってくるが、みんな殻を破ったばかりの子。 元気なころのサン婆なら放っておかなかった。

蝉の声

午前10時ごろ、セミの初鳴き。 一時40羽を超す数がいた南原(はえばる) のアマサギは、20羽ほどか?

アマリリス

DSC00964 (640x480)    表の通りのアマリリスがほとんど咲き終わったころに玄関わきのアマリリスが開いた。 この花だけは赤一色。 別種なのか突然変異なのか?

周りのピンクの花は月見草。 いま島のあちこちで咲き誇っている。 アマリリスと同じころ、昭和50年代に持ち込まれたと聞いている。

毒虫

∇…108    春夏秋の暖季に出てくる毒虫の正体がわかった。 ハイイロカミキリモドキ。

人をかむと思っていたのは間違いだった。危険を感じると毒液を吐き、これに触れるとやけどのような症状になる。

パパイヤ

∇…032      宿の表札代わりに門口に移植したパパイヤにメジロが来た。熟れたころを狙って、つつきに来るのはもっぱらカラスかと思っていた。見ているとメジロだけでなくジョウビタキらしいのも来る。

居残り

∇…005留鳥     奄美大島に行って帰ってみると、南風原(はえばる) の牧場にいたサギの群れがいなくなっていた。

と思ったら、1羽だけが残っている。羽根をケガしている様子はない。なんの用事があって居残ったのか? 

ウスバキトンボ

夕方、サン太郎と島を回り、北側まで足をのばした。西原牧場に近づいたところでウスバキトンボの群れと遭遇した。動きが早すぎて数は数えにくい。ひとまず30匹ほどということにしておく。

間違いでしたm( _ _ )m!

∇…022

∇…004     なるほど、ムラサキサギと思っていたのはアカガシラサギだったんですね。写真を再掲します。…泰さん、ありがとうm( _ _ )m!

2羽いたうちの1羽は変死、あとの1羽はアマサギと距離を置きながらも一緒にいる気配でしたが、いつのまにか見なくなりました。サギ類は南風原牧場に昨日までアマサギ10羽前後いました。きょうは群れを確認していません。

  

サギが来た

∇…086 ∇…089     サギの群れが竹ん山(標高103㍍) の東側中腹で羽を休めていた。16羽。 近寄って見ると、その下に別の群れ6羽がいた。合わせて22羽。 いずれもアマサギらしい。今のところは別行動している。

ツバメの行き倒れ

∇…031     きのう13日、分校の教室から校庭を見たら地べたにはいつくばっている鳥がいた。ツバメである。数えてみたら13羽いた。

アオサギ

019 (2)      午後零時12分、接岸港に鷺が5羽。アオサギ(蒼鷺) らしい。 きのう見た23羽の鷺類の群れはアマサギと見るのが穏当で、その片割れが残っているのとは考えにくい。

柄の大きいアオサギが集まると壮観である。これまで見たいちばん大きな群れはツルの越冬地・出水平野の東干拓、10羽が舞い降りていた。

円陣を組んで、なにやらむずかしい話をしているように見えた。“円卓会議”の議題は荒崎一帯に立ちまわる野鳥マニアも知らなかった。

ハブさん

∇…167   長いことハブを見ないと思っていたら、裏の畑をのんびり散歩しているのに出くわした。ことし初めての遭遇。

長さは1㍍余。めったに見ない大物である。ちょっと待って…と声をかけたいが、さっさと草むらに逃げ込んだ。人目に触れたのを大いに恥じる風。1枚だけ撮れたつもりの写真も失敗で、頭はカタバミの葉陰に隠れていた。

ハブ

∇…020  4月最後の日の日の出。気温は20度を超した。日中は半袖でも暑くなりそう。

宿の女将からは昨日、ことし初めてハブを見たとの報告があった。昼過ぎ竹ん山から下る道沿いの竹藪にいて、すぐに草陰に逃げ込んだという。

分校の近くでとぐろを巻いているのを理科の先生が確認したのは確か3日前。いよいよハブの季節に入った。

奄美では列をつくって藪にはいると先頭から2番目の人がハブに“うたれる”という。人が来るのに驚いたハブが戦闘態勢にはいって攻撃にかかるのは2番目あたりということらしい。

トカラにはそんな伝説はない。島のハブとり名人によると、トカラハブは奄美の怒りっぽいハブと違って、人に気づくと逃げるという。

とぐろを巻いて飛びかかる構えからの飛翔距離はおおむね45㌢とか。観察するのにどのくらいまで接近が許されるかについては自分では1㍍を目安にしている。過去の経験では、最接近の前に先方は静かに退散する。

1㍍という間合いには、一度くらいは噛まれてもいいという覚悟がある。耳学問によれば、トカラハブにかまれて死ぬことはないという。ならば、本土のマムシの方がよっぽど怖い。

共生?

∇…096

29日夕方の南風原(はえばる) 牧場には10数羽の白鷺が来ていた。アマサギにコサギがまじる。前日あたりまでは牛と距離を置いていたアマサギがぴったりついている。

慣れるまで時間がかかるものなのかどうか? 去年5月ごろには1頭の牛に2羽、3羽ついている光景も珍しくなかったが、きょう見たところでは1頭に1羽ずつ。ほかの鳥はまだ遠慮している気配で、広い牧場に1羽づつ散らばっている。

鷺は遊んでいるわけではない。牛が草を食べようとするとき、草陰から飛びだす虫を狙っている。牛にまとわりつく蠅どもを始末する仕事もある。

これを共生というのかどうか? とにかく、牛の方にうるさ がる様子はない。

漢字検定に高いお金を払うような類の人が、“うるさい”ということで連想するのは鷺ではなく蠅の方だろう。 そういえば、天気が不安定だった4月も間もなく終わる。

相変わらず周辺ではツバメが超低空で飛び交っている。イワツバメかなと思ったが、普通のツバメとみてよさそう。北に渡る途中らしいが、これも長逗留している。

一周道路を北に回る途中、鍛冶場跡近くの藪から雀よりむしろ小ぶりに見える鳥が飛びだした。どうやらトカラ名物・村鳥のアカヒゲ。この先、気をつけると思ったより身近なところにいるのを確認できるかもしれない。

島の日曜日

午後5時過ぎから老犬のサンと島めぐりをした。午前中、風が止まって妙に生暖かったのが涼しくなってきた。フェリーが着く港とっつきの南風原(はえばる) 牧場には鷺が3羽いた。

海側の柵の近くにジッと動かず、牛のいる所までは寄ってこない。アマサギが1羽、あとの2羽はアマサギなのか、コサギなのかはっきりしない。

去年の5月ごろには牛にまとわりついていたのが、遠巻きに眺めている格好。牛に馴れるのに時間がかかるのかもしれない。サギ同士も3羽それぞれに距離をおいている。

島北部の発電所付近では2羽見た。30㍍ほどの距離から少し近寄っただけで飛び去ってしまった。アマサギで、これはつがいらしい。

南風原牧場の電柱周辺に20羽あまりいたツバメは姿を消していた。きのうまでは島の東部にあたる宿周辺にも飛んで来るのがいた。それもなぜかいなくなった。渡り途中の短期滞在だったのか…。

ここ数日はブヨ(ブユ) がわいて、閉口している。網戸の目よりも体が小さく、蚊取り線香を24時間焚くより手がない。

ツバメが方角を定めず、しきりに飛び回るのは飛びながら虫を捕食しているのだという。ブヨやカ、ハエの類を食いつくしてもらうのを期待していたが、いっぱい食い残ししたまま。

カといえば、1カ月ほど前からサンの耳たぶが腫れて、片耳だけ垂れてしまった。蜂にでも刺されたのかと思ったが、いっこうに腫れがひかない。

どうしたのか首を傾げていたら、島の犬で一物が腫れているのに出会って納得した。犬のフィラリアの可能性がある。

フィラリアはカが媒介する。存分に刺されているから、自分がああなっても仕方がないが、有り難いことに人間向けのフィラリアは撲滅された。撲滅宣言が出されたのは昭和50年代の初めだった。

自然に消滅したのではなく、身を粉にして地道な努力を重ねた人がいた。その人は長いこと鹿児島大学医学部の講師をされ、定年間際にやっと助教授になって退官された。

気さくな人だったが、並みの教授よりも段違いに偉い人だと思っている。ただ、私などが褒めるのは失礼であろう。つまらない人間が人を心安く褒めてはいけない。

そういえば今時分、鹿児島市のホールではレバノン生まれのイスラム教徒、アブデル・ラーマン・エルバシャさんがピアノを弾いているはずである。

この人のことは以前、褒めたことがある。人種も育った文明も違い過ぎるから一度くらいなら、うかつな称賛もいいかもしれない。徳は上でも年齢は私より下だから、それに免じて赦してもらいたい。


カラス2羽

カラス2羽 小宝島の野鳥についての報告を探しているが、綿密で系統的な記録は今のところ見つからない。詳しい人に聞くと、これから渡りの季節だからどんな珍鳥を見ても不思議はない…という。

一方で、珍しくもないありふれた鳥が島にいない…という現象もある。スズメはいない。ウグイスやヒバリの声もあまり聞かない。ウグイスの声を一度だけ聞いたことがあるが、本土のようにあちこちから競うように鳴くことはない。

∇…037 (2) 鳥の数は確かに多い。カラスの写真を撮るつもりでシャッターを切ったら、上空にツバメ2羽が飛行中なのが写っていた。 方向を少し転じると、もっと高いところでタカ類が飛んでいる。飛行高度を区分けした航空管制がなされているのかもしれない。

小島を見るカラス  カラスの写真ばかり3枚並べた。カラスがたくさんいるように思われるかもしれないが、実はカラスは希少種である。昨年4羽いたのを確認したのが最大。いつもはハシブトガラスが2羽だけ。写真3枚に延べ5羽写っているのは同じ個体のダブりで、実数は2羽である。

古老に聞くと、小宝島のカラスはつがい2羽と決まっている。どこかでヒナが孵り4羽になることもあるが、子ガラスはしばらくすると島を離れていく。中学を卒業すると出ていく島の子どもと一緒。

カラスの子は巣離れすると、小島の方に飛んでいくという。宿の前の放送塔は小島に最も近いところにあるが、用もないのにカラスが止まりにくる。小島の方を眺めて旅立った子どもを案じている図にも見える。

上の写真2枚は同じ場面で、鍛冶場跡に近い一周道路沿いの電柱。2羽が互いに意識して、しきりに動き回っている。今から子宝に恵まれるのかもしれない。


島の飛行物体

4月にはいって鳥の数が急に増えた。天気の良い日の朝は四方八方から いろんな鳴き声が聞こえてくる。とんと不調法で、ほとんどが識別不能。

サギ類は26羽を数えた群れを確認して以後は、まとまった数を見ない。コサギ、アマサギが単独でいたり、2,3羽いたり。

10日の夕方には老犬のサンといっしょに島の隅々を見て回った。4羽の編隊が飛ぶのを2カ所で見たほかは群れているのを見ない。

∇…050 島の西側、横瀬海岸ぞいでクロマツの枝で休んでいたサギ。コサギのように見える。これと一緒に嘴が明るい橙色をしたアマサギも見た。近づくのを許してくれず、サッと飛び去ったので、やむなく後ろ姿。

∇…049  「フェリーとしま」が発着する小宝港に4羽の編隊が飛んでいた。3羽が黒く、1羽だけが白く見えた。めくら打ちの写真を拡大してみても、やっぱり白い鷺らしい鳥1羽と黒い鳥3羽だった。

∇…046  南風原(はえばる) 牧場の給餌場のあたりで燕10余羽が飛び交っていた。飛翔の高度、方向とも不定。 昨年はもっとゆっくり飛んでくれてイワツバメではないかと思ったが、今日の飛び方は速過ぎて識別不能。

……ことし渡ってきた燕が急に速く飛ぶようになったのか? 1年加齢された分だけ私の反応が鈍くなったせいなのか? とにかく燕返しに写真機を振り回して撮ってみた。

どうにもこうにも、あまり手がかりになりそうにないボヤけた写真だけになった。泰さーん! この頃どうしている? 何か気づいたことがあったら教えてください。

それから もうひとつ、未確認飛行物体の報告。4月10日午後3時3分ごろ国籍・所有者不明のジェット戦闘機が高度およそ100㍍で南の方に飛び去った。例によってすさまじい爆音。

いつも2機編隊なのに…と思っていたら、5,6分後にもう1機が飛んできた。これは小島寄りの水路の上だったので肝を冷やすほどの轟音は発しない。迷惑飛行の帰途は確認しなかった。
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