じじらぎ

  

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春夏風冬

IMG_1452 (1024x683)    前に小宝島には秋がない…と書いたことがある。 ギラギラと陽光が照りつける夏がいつ終わるかと思っているうちに、ある日気がつくと、冬の冷気が忍び寄っている。 真夏から突如冬になる。


しかし、昨年になって忘れかけていたことを思い知らされた。 息をつく間もなく6つの台風が近づき、中心はそれたのに島をあおり、石も土も家も草木も塩漬けにした。



奄美では前例のない台風連続被害と大々的に報じられ、形ばかりにしろある程度の対策、救済がなされたらしい。


パパラギでは庭と裏の菜園の野菜が壊滅的な打撃を受けた。 このことを鹿児島市にある村役場の人に伝えたら、いちおう耳を傾けるふりをしてくれた。 耳は傾けても、話の内容が耳に入った気配はない。



役所が何かしてくれるとは初めから期待していない。 長いこと放心状態が続いて、裏の菜園はほとんどほったらかしにした。 新しい種をまく気力が失せた。 

女将が気を取り直して土越しの作業に本腰を入れ始めたのは、先月に入ってからのことだったろうか。 しかし、今月も半ばに入ると台風が息を継ぐ間もなく通り過ぎるようになった。

いらい、間断なく風が吹く。 波が騒ぐ。 いつの間にか烈風の季節になっていた。



そう、小宝島には秋がない。 その代わり、烈風と荒波と塩漬けの季節がある。 

……春夏風冬。
  


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島へ

IMG_1363 (800x514)    今度の鹿児島滞在は思いのほか長引いた。  台風18号が迫っているとの報で、急きょ村営船「フェリーとしま」に乗ることにした。

13日1520時、鹿児島港南埠頭。 荷物を村営船に積み込むために港に行ったら桜島が噴いた。 灰まみれになる前に鹿児島を脱出せねば…。





IMG_1371 (1024x683)     翌14日1104時、船は小宝島に迫る。

IMG_1376 (800x795)    同1128時、小宝港。 うねりのなかでかけられた急なタラップを降りて、安堵したところでロープが切れた。   一昨年の秋は、タラップがかけられる寸前のところで、ロープがはじけとんで接岸できなかった。 

小宝港では直径10センチほどのロープ6、7本を張る。 港内にうねりがあると荒れ狂う巨鯨をつなぎとめるような様相。 ロープは年に2本か3本切れて飛ぶ。


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ウソ

2020年オリンピックの開催地が東京に決まった。 3兆円の経済効果とか。


NHKではオリンピックに出場した元選手らが感想を語りあっていた。 それぞれに期待するところがあるようで、喜ぶ声ばかり。

慶祝一色の繰り返し放送に飽きてテレビを消そうと立ち上がったところで、聞き捨てならない発言があり、我が耳を疑った。 

64年オリンピックを機に日本人は規律正しくなり、時間を守って懸命に働くようになった……という。

とんぼ玉砕

007.jpg   鹿児島の寓居は市街の中心部を縦断する甲突川沿い。 左岸は緑地公園になっているのでそれなりの自然に出あうはずだが、腰の痛みを口実にしてあまり出歩かない。 

朝方、ゴミ捨てに階下まで降りたら駐車場のあちこちでウスバキトンボが死んでいた。 久々に見る自然の片りん。 

7,8匹があちこちに散らばって死骸をさらす。 無茶苦茶な猛暑続きの後、なぜか今朝がたは急に冷え込んだ。 もともと寒いところは苦手なとんぼらしい。

なかにギンヤンマの死骸がまじっていた。 これも一時的な冷気のせいか?


小宝島では以前、渡りのタイミングを読み違えたツバメがバタバタ死んだことがあった。 鳥も虫も猛暑に逃げ惑って下手に動くと命を落とす。 これに比べると死にそこないの人間の爺はよほど丈夫らしい。

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