じじらぎ

  

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イルカの道

023∇…    朝7時に小宝島をでる船に乗って鹿児島に向かう。 1350時、トカラ列島の最北の港・口之島を出港してまもなく、カツオドリが船に伴走した。

イルカも出そうと思う間もなく左舷前方の海が賑やかになった。



この日、カツオドリとイルカの伴走に立ち会った船客は爺ぃと、爺に呼ばれてレストランから出てきたパパラギの女将の、たぶん2人だけ。

最近の船客はなぎの日にもなかなか甲板に出ない。 みんな船室に転がって、時間の長さにひたすら耐えている。 船と海に飽きてもいいはずの爺と婆だけがはしゃぎまわる。

一眼レフは船室に置いたままだったので、緩んだ底蓋をビニールテープで張り付けた簡易カメラで撮る。 生き物たちの速い動きになかなか追いつけない。
 

021∇…

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間一髪

トカラ列島に向かって北上してきた台風24号は土壇場で西にそれた。 なぜにそうなったのか分からないが、間一髪。 全壊を覚悟したパパラギは今度も生き延びた。 

DSC04831.jpg   7日正午現在の推定位置と予報円。 中心付近の瞬間最大風速は70㍍になるという。

DSC04856 (1024x699)   7日1526時、湯泊。 強風圏に入る直前。 この程度の波は見慣れた風景だが、予報通りの台風だと湾の地形が海の底まで変わってもおかしくない。

DSC04865 (1024x748)   7日1641時。 1600時ごろ強風圏に入った。 1700時までに雨戸を閉める。 窓ガラスは塩がべったりと付き、すりガラスのようになった。



DSC04922 (540x387)   台風24号は8日0130時ごろ小宝島に最も近付いた気配だった。 しかし、風はそれほど吹かない。 期待していた雨も降らずに夜が明けた。 台風は家も庭も草木も塩漬けにして、雨雲もそのままつれて北の海に去った。

DSC04921 (800x546)    8日0814時。 一夜明けたら何事もなかったような庭のたたずまいがあった。 テーブルと長椅子は風で飛ばされないように昨日のうちに伏せておいた。

IMG_1549 (1024x683)    8日1401時、波しぶきに埋没していた中の門(向かって左側) と沖の門(右側) が輪郭を現した。 空と海が青さを取り戻す。


24号

台風23号の後を追うようにして24号が迫っている。

屋久島の方の口永良部の漁師が「今度ののは今までと違う」と人づてに伝えてきたのは、5日前のこと。 これまでとは違う覚悟をせねばならぬ。




漁師の観天望気は狂いがない。 気象庁などの今日の予報より、漁師のおととい、先おとといの予言を信じるのが昔からの自分の流儀。 それで間違ったという記憶はない。

あすは2階にいたら飛ばされるのか、家が倒れたら1階にいては潰されるのか、浸水はないのか…。 そんな相談を女将と初めてした。




午後1時ごろ防災無線のスピーカーを通じて島内放送があった。 村のインターネット回線は通じなくなったという。
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