じじらぎ

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起工式

防災無線のアナウンスがあった。 午後2時から体育館の起工式があるという。 あす、あさってのことではない。 きょう、あと数時間後の話。


分校の南側、ビロウなどの灌木や照葉樹の喬木が潮風と亜熱帯の日差しに坑して独自の生態を紬いできた森が払われたあとは、大小の珊瑚礁と石灰岩がかさなり合うガレ場になっていた。

そこに幾重もの紐やロープが張られていた。 工事用の区画と神事のための結界が交錯して、どこをとどう行けば紅白の幕が張られた式場に達するのか?

島びと7、8人が遠巻きになって紅白の幕のなかで式が始まるのを待っていた。

式は30分遅れて始まった。

神様も予定より遅れて降臨されたはずだが、姿は見えない。 見えないのは信心が足りないせいに違いない。 それはわかっているのだが、妙に落ち着かない気持ちがあった。



実は、これから造られるという体育館について何も知らされていなかった。

起工式の当日になっても何の説明もない。


工事はすべからく息災に、滞りなく進まないといけない思うけれども、どんな工事なのか分からないままでは祈りに心がこもらない。



あとで確認したところでは、これから造るものは「宝島中学校小宝島分校屋内運動場」。 先月3日に2億7千万円余で吉留建設が請け負い、来年3月25日に完成するのだという。

あと半年で、島最大の建造物を造る。 地盤はべらぼうに硬く、随所に空洞もある隆起珊瑚礁。

それに十数メートルの杭を24本ほど打ち込んで基礎を造るという。 それだけでも難工事である。

起工式には、もっと気持ちをあらためて臨むべきだった。





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