じじらぎ

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12月の花

DSC03317.jpg 12ニガ菜 12野地菊

左からノジギク,ホソバワダン,ブーゲンビリア。 

ノジギクはススキの穂が枯れ始めると同時に蕾をほころばせる。 権現さまの入り口をはじめ島のあちこちでひっそりと咲いている。 あらためて眺めると可憐である。


葉がヨモギに似ているので損をしている。 おおむね雑草扱い。 

しかし,ヨモギにくらべるとよほど控えめで分際をわきまえている。 栽培植物の領分を荒らすこともなく,畑のふちや道沿いで花を開いて,目にとめる人もあまりいない。

厳密には亜種で,サツマノジギクというのが本当の名前らしい。



30余年前,平島で遭ったウンドー爺ぃ,こと用沢重忠氏が「ニギャナ」 と教えてくれたのがホソバワダン。 ニガ菜はトカラ,奄美の方言名。 薬用,ときに食用にもする。

ウンドー爺さんはすでに故人。 前にも触れたことがあるが,トカラで最初の,そしておそらく最後のクリスチャン。 キリスト教の修行者,求道者で,沈黙の行を守って静かな生涯を終えたという。 仏教では,このような求道者を菩薩と言うらしい。 

この人の生き方を通して見直すとトカラの神々の姿がもっとはっきり見えてくるのではないか…。 トコロの神々は旧約の神と同じ愛の神,怒りの神だったのではないか…。 

今どきはトコロの神々を見せもの扱いしたり,こけおどしに使ったりする風潮もある。 辺境の古い神さまだからといって,あんまり見くびると罰が当たる。



ブーゲンビリアは小宝島では根付かないと言われていた。 そんなことは知らない鹿児島の花屋さんが,いきなり鉢や苗を送りつけてきたのが3年前のこと。 

潮風と旱魃の洗礼をうけてほとんどが討ち死にしたが,どうにかサバイバルを果たしたのが3株。 うち1株がことし正月に花をつけた。    

それが10月の台風連続パンチに耐えて,冬の訪れを知らせてくれた。
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