じじらぎ

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竹と争う!

ブログをサボった。というより、とても呑気なおしゃべりなんぞする気にはなれなかった。何もしたくない。 それ以前に、何も考えたくない。

とにかく何もかも嫌になった。日本という国家も、「日本人」という民族もない方がいい。抹殺するほどの値打ちもないが、とにかく世界から消えた方が人類の未来のためにいい…。

本気でそう思った。実は、今でもその思いを捨てたわけではない。「まぁ、しゃあないか」といったやけくそで、テゲテゲ(大概々々) な気分になって、ようやくドン底を這いあがった。

気鬱がおさまる間際になって、普段は考えもしない無茶なことをしたくなった。おとといは、裏の竹藪に挑んだ。藪を拓くというつもりはない。人ひとり通れる幅に伐り進んでいけば厚い竹の壁の向こうには何があるんだろうか…と考えた。

手袋をしないまま、目についたナマクラの鎌と鋸を振り回す。てのひらも甲も傷だらけになった。目の上が妙にナマ温かいので拭ってみたら顔からも出血している。やがて腰が立たなくなった。

遠くから老犬のサンが心配そうな顔で見ている。犬が言葉を喋れたらなんと言うだろうと考えたが、喋らなくても言いたいことは分かっている。言葉なんぞなくていいのだ。

ひょっとしたら言葉を持ったことこそが原罪かもしれぬ。言葉なしには正義も法も神も生まれなかった。言葉が正義や神を崇め、冒涜する…。そう考えてみて、やっと刃の欠けた鎌を置いた。

何が気鬱の引き金になったかについては特定がむずかしい。竹の山に面壁して、見ざる聞かざる言わざるの三猿に徹しきればいいのだが、そうもいかない。なぜか不快なことを次から次に見聞きする顛末になった。

うっかり語れば鬱の気がぶり返す。話を「日本人の顔」に象徴化、ないしは置き換えて話すことはできるかもしれない。ただし、少し間をおきたい。これからもう一つ、何でもいいから無茶なことをして、その後に昼寝をしたい。

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