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代船「みしま」

∇…018 三島村の村営フェリー「みしま」が十島村の小宝島にやってきた。遊びや隣村の見物に来たのではない。「代船」。島の防災情報の拡声器は「代船『みしま』」と呼んでいる。

村営フェリー「としま」が定期点検のためにドック入りした。その代わり。年に一度の相互扶助で、「みしま」がドック入りするときは「としま」が代船をつとめ、竹島、硫黄島、黒島の三島をめぐる。

そんな決まりも位置づけもあるはずはないと考えているが、この二つの船には姉妹船のような趣がある。「としま」(1,392㌧) が「みしま」(1,196㌧)よりやや大きい。あと長さ、幅とも大きな差はない。航海速度は19ノット、旅客定員200人はいっしょ。

就航時期は「としま」が1年早い姉さん。2000年就航で「みしま」は翌年の2001年。一年違いの「としご」だが、小宝港に入ってくる「みしま」を見て、姉さんに比べて妹はよほど大事に育てられた箱入り娘の趣であった。

性能や生い立ちにそれほどの違いはない。しかし、「としま」を20世紀型、「みしま」を21世紀型と呼びたくなるほどの落差があった。「みしま」が若く見えるのにたいして、「としま」は苦労を重ねた大年増を連想させる。

「みしま」は最終停泊港・片泊に錨をおろすまでに3つの港に寄る。片道の航海時間はざっと5時間半、距離は150余㌔。一方の「としま」は名瀬便の場合、7つの港に寄り、片道航海時間は16時間半、距離はおよそ420㌔。

普段の働きぶりに大きな差がある。「みしま」の航路は3分の1以上が静かな錦江湾内なのにたいして、「としま」は難所の七島灘を往復する。ひとつ違いの姉さんが年よりも老けるのもやむを得ない。

∇…020 「みしま」は18日の下り便が40分ほど遅く、19日上り便がほぼ定刻に貴婦人のような姿を見せた。慣れないことで港内での旋回、繋留に時間をかける。久しぶりに海が凪ぎ、港内のうねりも普段より小さいのに結構揺れている。タラップの上り降りもふら付きながら駆け足になった。



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