じじらぎ

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あさって

午前9時45分、防災十島村の放送があった。 「きょう出港予定の『フェリーとしま』は、あす悪天候が予想されるため、出港をあすに延期します」。

あすが悪天候だから、出港をあすに延ばす…という妙な話。これには解説が必要だろう。

「フェリーとしま」は午後11時50分に出港する。あすの天候の影響を受けるのは10分間だけ。あしたは深刻に考える必要がない。あさってが問題。

防災無線はコンクリートの柱に取り付けられた拡声器で伝えられる。今風のハイカラな言葉づかいをすれば「リアルタイム」。

数百㌔の海を隔てた村役場でマイクロフォンに向かう人の気分や体調もそのまま伝える。その日の放送者が寝起きが良いかどうか、風邪気味かどうかも分かる。

肉声がリアルタイムで伝わって、語るものと聴く者の心が通い合うかどうかは、また別。最初から、それを企図していない。それと、一方通行という宿命はいかんともしがたい。

島の事情に詳しくない者が聴くことも想定していない。分かる人にだけ分かる。それで不都合はないようなものだが、島暮らしがまだ浅いころには戸惑うことがあった。


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