じじらぎ

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雨!

雨が降らない。降りそうでなかなか降らない。朝方、ぱらついたと思ったら、雨は風にかわって、蝉が鳴き出した。

きのうの夕暮れ時、東から南の洋上に入道雲に似た雲を見た。夜になるとこの雲から海に向って稲妻が光るかもしれない、梅雨末期の豪雨が来るかもしれない…と思った。

それを見届けるつもりでいたのが、いつの間にか寝込んで、目を覚ませば雨の跡などはどこにもない。日付が変わっても蝉の声ばかり。畑の野菜はくたびれ果てた様子。

元気なのはピーマンとトマトだけ。ナス、オクラ、キャベツ、キュウリは息絶え絶え。「水くれ! 水くれ!」 といううめき声が聞こえてきそう。

雨水溜めのタンクから長いホースをひきずって水をまく。なかなか終わらない。ズボラしてむき出しのままだった二の腕は、藪蚊に食われてデコボコになった。

水をまきながら、妙なことを考えた。作物より先に土が死ぬということがあるのかもしれぬ…。そうなれば島はただの珊瑚礁の突起に戻る。そうさせてはならじと、水まきと蚊への餌やり。二つの仕事を同時に片づけるのはやはりキツイ。

蚊は血を吸うとき、血液を溶かしやすくする成分を注入し、仕事を終えたら回収してから飛び立つ…という話を聞いたことがある。だから、痒みのもとになる血液溶解成分を蚊が回収し終わるまで待ってやれば、痒くないという。

小宝島の藪蚊にかんしてはこの話は当たらない。蚊に好き放題のことをさせて、無事にお引き取り願っても痒みは残る。生きているものを無暗に殺さないという殊勝な心掛けが報われない。

今どきは善を施したり、真っ正直に事にあたったりしたということで報われることはない。正直を張るにはバカを見る覚悟がないといけない。

話はさかのぼるけれども、8日月曜日は畑仕事をしてはならぬ日だと聞いた。どういうことか分からないまま水まきだけはした。ほんとうは、これもいけなかったのかもしれない。

きょう下野敏見さんの本(南日本の民俗文化誌3-トカラ列島) が宝島経由で届いた。これを見たら旧暦5月16日はトキノカンマツイ(トキの神祭り) なのだという。この日は死人が土のなかから出てくる。

島の人口がいっときでも増える…と喜ぶのは早い。よみがえるときに必ず人の形をとるとは限らないのだという。

親やご先祖が虫になっているかもしれない。畑をいじると虫を殺すから、畑仕事を控える。

それはいいとして、海の虫になっているご先祖がいるという想定がなされているかどうか? 折りがあったら古老に聞いてみたいと思っている。

というのは8日、学校水泳のために供されている珊瑚礁の入り江の掃除があった。自分は遅れた上にうんと遠回りして図らずも小宝大環礁の探検に挑む結果になった。海水浴場にたどり着いた時は作業は終わっていて、先生と子どもたちが初泳ぎをしている。

それは良いんだけれども、土地の人が珍しく加勢にきていなかった。トキノカンマツイでみんな謹慎していたのかどうか、まだ確かめていない。

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こんにちわぁ^^
こちらもようやく雨がぱらついてきました^^;雨の空も嫌いじゃなくて稲光がすると窓を開けてみたくなります^^下の写真すごく綺麗~^^ぁ。。そういえばもうセミが鳴き出してるんですね^^;
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