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七島正月

防波堤に打ち寄せる波 接岸港の波   月曜日出しの村営船「フェリー としま」 はきょう13日(水曜日) に出航延期になっていた。それが欠航という。 …なぜだ! 

午後から天気は回復に向かうと思っていた。接岸港に行ってみて納得した。


▽湯泊の荒波   湯泊の湾もご覧の通り。温泉に入るつもりで行ったのだが、雨まじりの風が吹きつのる。震え上がって早々に退散した。

13日の船は無理をしても出ると思っていた。昼過ぎまでの段階で海が時化(しけ) ていても、船が出るのは深夜、午後11時50分。七島灘(しちとうなだ) を順次くだるのは翌日のことである。

これだけ悪天候が続いたのだから、荒れっぱなしの海もそろそろ疲れるころあいではないか? それに14日に船がついてくれないと困る事情を島々はかかえていた。

トカラでは14日(旧暦11月30日)が大晦日になる。翌日15日・旧暦12月1日が正月元日。 …七島正月(しちとうしょうがつ) という。


島々では正月が3つある。全国一律の新暦の正月。それと、昔ながらの旧正月。もうひとつ、その間の時期、旧正月よりひと月早い新月の日がほんとうの正月である。

精一杯の振る舞いの膳をととのえ、ご先祖さまの御霊をお迎えするのでないと、七島では正月の意味がない。いつから、なぜそうなったのかは、いずれ…。とにかく、歌合戦や除夜の鐘の中継が始まったころよりも古い。

年越しの晩のお祝いにはそれなりの用意がいる。島でひそかにつくっていたという焼酎だって今は船がたより。少々の無理をしても船がきてくれないと困るのである。



しかし、まぁ、台風並みの大時化ではやむを得ない。

昔は船は1カ月にいち度、その前には不定期で半年にいち度、もっと前は年にいち度だったという。 その頃から正月はあったはず。たまにはありあわせのもので、静かに祝う正月があってもいい…ということか。


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