じじらぎ

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終了式、辞任式、送別会

∇…020
午前6時現在、気温23.5度、湿度68% 雨模様。不意に突風が吹く。忙しい日だった。
きのうから下準備を進めていた納戸部屋の改装にとりかかった。昨年秋、収納スペースを広げるため寝台を思い切り上にあげる改装をしたのを全面的にやり直す工事。

寝台をあげたのは機能だけのことでなく、ズボラして風景を眺めたいという願望があった。戸をあければ食堂・談話室を通して水平線が見える。頭を逆に向けると竹の山(103㍍) ごしに西の空が見える…。

上に昇るのにはしごが必要だが、山小屋の“ロフト” だと思えば楽しいではないか…と思った。


広さは3畳ほど。潜水艦の水兵の居室のごとき立体的、機能的な構造になった。ベッドの下にはあまり使われない食器とか、いずれ使うことになるであろうガスカセットの類とかが配置された。

居心地は必ずしもよくないが、爆弾や魚雷と一緒に寝る特殊潜航艇の愛国的乗員を思えば、よほど暢気な空間であろう。


しかし、やっぱり無理であった。潜水艇だけでなく、昔なにかの映画で見た米軍のB17爆撃機を思い出した。この飛行機にはタラップがない。乗員は機体の底にとりつけられた鉄棒につかまって逆上がりして搭乗し、勇躍出撃する。

老骨には人殺しに出かける兵隊ほどの元気はない。起き続けるのをあきらめて寝に着くときはこん睡寸前。ベッドにバッタリ倒れ込みたい。

医者どんからは、下手に転ぶと一巻の終わりと言われている。毎回々々、絶対に落ちない、足を踏み外さないという覚悟を新たにして、はりつめた気持ちではしごに挑戦するのはきつい。


それと、ハタと気づいたことがあった。睡眠すること以外の機能をもたない寝室は棺桶といっしょではないか…。


寝室は本を読み、気が向けばキーボードをたたき、テレビを見、ホテルのルームサービス(- さんのご指摘を受けてルームチャージをルームサービスに訂正しました。なぜこのような錯誤をするのか…ということについての弁解は、いずれ) とまではいかないにしても、ちょっとした飲み食いもできる空間でないと面白くない。

ひたすら眠ることに集中することと、永遠にくたばることは、なかなかに良いものではあろう。が、この楽しみはもう少し先にとっておいてもいい。



かくて、90センチ余あったベッドの脚を3分の1に詰め、ベッドを椅子兼用に組み合わせる形にした机をつくり、上にあいた空間に新たに収納スペースをとりつける大工事になった。

この構想は、かなり前から頭の中にあった。とりかかると早い。さしあたり、きのうは廃材を組み合わせたロフト風ベッドの解体で一日が費やされた。これが済めば出来たも同然。足切り工事、および廃材の組み直しは一日で完了した。


あとテレビや照明の配線を残すのみ。出来は良いのか悪いのか分からないが、公共工事といっしょと思えばいい。やってしまって却って悪くなっても構うことはない。要するに、やることに意味がある。


長々と益体もないおしゃべりをした。



実は、分校も島の人たちも忙しい日だった。 

分校では小学校と中学校の終了式、その後しめくくりの掃除をして先生の辞任式があった。今期は3人の先生が定期異動で学校を出る。

3人3様、壇上でみんな泣いた。先生に先に泣かれてしまったのでは、子どもたちはどうしていいか分からない。


夜7時からは村の住民センターで先生3人の送別会があった。遠慮も気兼ねも要らない“一重”。

昔は“一重一瓶” といって料理も焼酎も各自持ち寄りが普通だったが、さいきんは飲み物は島の自治会がもつことが多い。島民でない爺もしたたか飲んだ。


一重は、工事中の身には厄介だったが、冷凍庫に埋蔵されていた自前の燻製などを解凍したものに畑のセロリ、ピーマン、ミニトマト、パセリなどをぶち込んで胡麻化した。刺身や揚げものの類は、お隣や、そのまた先のお隣からいただいた。こんな一重なら毎日でも良い。






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COMMENT
もう一つ補足
京の人さんが「遠慮も気兼ねもいらない」というのを“無礼講”と考えられたことについての補足。そういうこともありますが、この場合に私がこだわっていたのは、自前の料理をもっていく…ということです。

島にはコンビニも惣菜屋もないですから、自分で作るか、人に頼むか、ということになる。爺のような男やもめも結構いるんですが、粗末で見栄えが悪くても、めいめい手づくりのものを持ってくるという形が徹底すればいいという願望があります。普段つくっている自前のおつまみが一番おいしいのでは?
- さんへm( _ _ )m!
おっしゃるとおり、ルームチャージは、宿泊料金でした。有り難うございます。慣れないカタカナは使うもんじゃないですね。

ついでながら民宿パパラギの女将は、自分の宿の料金を忘れることがあります。この間は宿代の問い合わせの電話に、上限より千円高い料金を伝えていた。

どうやら、よほど感じの悪い電話らしい。玄関払いするわけにもいかないというわけで、わざと高い料金を吹っ掛けてみたのかと思って、後で確かめてみたら単なる勘違い。「なかなか感じのいい人で、そのままの料金で予約してもらった」とか。

2,3日前は連泊した人の宿賃を2日分少なく請求した。支払いが済んだあとで先方が気づいて追加してもらいました。どうやら慢性的赤字の原因の一端はこのへんにもありそう。

ついでながら、民宿パパラギの宣伝…。ルームチャージは1泊3食8,000円です。相部屋や連泊のときは割り引き料金になります。税込み。車の短時間の貸し出しは無料、自転車の貸し出しは長時間でも無料です。

もう一つ、ついで…。トカラ列島の民宿・旅館の宿賃はネット情報や各種案内情報と違う場合があります。宿に直接電話して事前に確認されることをお勧めします。
京の人さんへm( _ _ )m!
説明不足でした。“一重” は「いちじゅう」 と読みます。一汁一菜の「一汁」とまぎらわしいけれども、意味は違う。重箱でも弁当箱でもいい、とにかく料理はめいめい持ち込み…ということ。たぶん日本語にはない言い方で、敢えて言えば島の方言!?

アメリカではBYОB(ブリング・ユア・オウン・ボトル) パーティーという言い方を聞きました。これは島で言う一重一瓶の「瓶」。料理はホスト役の旦那が自慢の腕を振るうというので楽しみにして行ってみたら、鳥モモのゴテ焼き(これは鹿児島の方言なのかどうか確認していません) のみ。つけ合わせも何にもない。それで旦那は大威張りなのが、いかにもアメリカ。
終了式、辞任式、送別会
こんにちは。

納戸の改装工事。
結構な力仕事ではないのですか?
腰の方は…?と、気になります。

しかし、島jijiさんは、器用な方ですね。
囲炉裏を作ったり、部屋の改装をしたり、電気工事をしたり…
感心してます。 

で、今日の“小宝島日記”を拝読していて、考えています。

『一重』の意味を…

『いちじゅう』か、『ひとえ』か… はたまた、別の読みがあるのか…

『遠慮も気兼ねも要らない“一重”』⇒いちじゅう?⇒これは、無礼講と云う意味?…

“一重一瓶”の“一重”⇒ひとえ?⇒一枚のお皿?(重箱のうちの、一箱?)⇒に、盛り合せて持って行かれた?

どうなんだろう?

考えていると、酒量が増えそうです。
よくわかりませんが、ルームチャージとは、宿泊料金の事ではないのでしょうか?
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