じじらぎ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

テゲテゲ、ヨダキーの爺と婆

∇…020 (3)    貧弱な後ろ姿ながら、これが現実だから仕方がない。一本の紐の片方の端に爺ぃ、もう一方の端に婆ぁがつながれている。お互いに拘束されているという気持ちはなく勝手に島じゅうを動きまわる。

∇…032 ∇…014 (3)    両者とも系図、血統書はない。婆の方は柴犬とハスキーの混血。獣や鳥、蛇の類を見ると、普段は澄んで優しい目の色がガラリと変わり、凶暴な野生の光を帯びる。

それが年をとってテゲテゲ(大概々々) になった。テゲテゲとヨダキー(面倒くさがり、モノグサ…これは薩摩語ではなく宮崎・大隅語) の老骨2個体が紐でつながってふたり連れ。

放牧場の牛も婆を警戒しなくなった。好奇心をむき出しにして遠慮なくにおいを嗅ぎ合う。ゴシップ好きの女3人寄った恰好。どうせ下らない話をしているに違いない。

さいきんは鷺も狩りの対象から除外。野鳥と婆の2ショットなぞ、昔はとても考えられなかった。
サン婆3態婆に感心するのは自然観照の際の集中力。放っておいても退屈する様子を見せない。

∇…044     夜明けを待ちかねて湯泊♨に行く。爺が朝風呂に入っている間、サンは結跏趺坐(けっかふざ)。座禅石は20年前まで艀(はしけ) をつないだコンクリートの台で、図らずも忠犬ハチ公と同じ格好。見ようによっては詩人や哲学者の風格がないこともない。

∇…025     湯泊♨の朝日は低い視角から金色の光を照射する。朝の太陽を浴びるとダイエット効果があるという変な話を聞いたことがあるが、婆さんの場合は魂を洗う効果があるのかもしれない。

婆は身分や地位、身なり、貧富で人を分け隔てしない。良寛さんのように子ども大好き。爺よりもはるかに高潔な魂をもっていると感じ入ることがある。日が当たると身を起して爺を置き去りにして神さまに近づいていくつもりなのか?

∇…159     おとどし秋のサン。この時はまだ右の耳が凛と立っている。若いころの別嬪の面影もある。年齢は不詳で、女将によると、当年17歳か、もっと上。ヒトなら百歳前後か。
関連記事
COMMENT
こんにちわぁ~^^
サンちゃんとのお散歩いいなぁ~^^うちも昔飼ってたわんこ雑種と芝の子供でした^^毛並みはサンちゃんと同じででも目つきが鋭くてやはりハスキーの血さすがにきりっとしててかっこいい^^ダイエット効果。。。入って見たいです。。。^^
若い??
若い! というコメントをいただいた。ウソでも有り難いことです。

女将によると、何度も死にそこなったころの爺の後頭部はテッペンから丸く禿げあがっていた。禿げていたこと自体本人は知らなかったことですが、最近はそこに黒い毛が生えてきたらしい。

原因は不明。唯一思い当たるのは、湯泊♨の養毛効果?
ひょっとしたら禿げに効く温泉だったりして??
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
COMMENT FORM
NAME
TITLE
MAIL
URL
COMMENT
PASS 管理者にだけ表示
TRACKBACK
TB URL : http://jijiragi.blog105.fc2.com/tb.php/467-5cb9b8d6
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。