じじらぎ

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交通事情

∇…一輪車    島に信号機はない。横断歩道もない。十字路がない。上り坂も下り坂もない。島の道路はすべてバリアフリーで、人はあまり通らない。

写真には自転車に乗っている親子4人と農作業中の夫婦が写っている。稀有な一瞬。島の道の風景で6人ものヒトを一枚の写真に収めるのはむずかしい。

場所は「行き別れ」の三叉路を過ぎたあたりの一周道路。交通の要所の一つながら、ここらを普段に行き来するのは風と野鳥だけ。


ヒトの移動手段はおおむね軽自動車。補完的な乗り物としては自転車がある。あと耕運機、リヤカーも約1台?

写真の親子の自転車は、実は車輪の数の合計が5つしかない。子ども3人が乗っているのは一輪車。島の子はみんな一輪車に乗る。ハンドルもブレーキもない乗り物で島の道をゆく。


実は、島は交通事故多発地帯である。

∇…事故死     温泉センターの前の道路で死んでいたのは、動きが鈍いのが気になっていたムラサキサギと思われる鳥。この1,2日で湯泊温泉の近くではクイナ類の黒い鳥、横瀬の方角ではアマサギらしい死体を見た。

ここでも被害を受けるのは交通弱者。……と思ってみたが、良く考えると彼らには羽根がある。路上のブレーキやハンドルよりもはるかに性能のいい装備をもちながら車にひかれるのは加害者、被害者の双方に盲点があるせいであろう。

運転手は飛んで逃げてくれるはずだという思い込みがある。鳥は路上をゆく車は見かけよりはやい速度で動いており、障害物を避けるのに飛び上がる性能がないことを心得ていない。

……鳥もヒトも学ばねばならぬことがある。交通安全教育センターでくれるパンフレットにも書いてない、道路交通法も想定していないことを学ぶ必要がある。


話が説教くさくなったが、小宝島には道路交通法や安全運行にかんする諸規制は要らないと思っている。


年配の役場職員で、島にたくさんあったナンバーのない車、車検切れの車を一掃するのに苦労した…と述懐する人がいた。なるほど、ご苦労なことだったと思う。住民に喜ばれない難儀な仕事には律義な人でないと手をつけない。


しかし、あとで思いなおすと、別の解決策もあった。

トカラ列島の他の島は事情が少し違うようなので小宝島だけの話をすれば、島が独立すればいい。 無法地帯にしろというのではない。逆に自主的な規制をする。


まずスピードの規制強化。ハンドル、ブレーキがないのが怖いならウオーキングもランニングも怖い。ほんとうに怖いのはスピードである。

速度制限は25㌔以下、あるいは20㌔以下にする。遅くてもいい。最長の一周道路が2.6㌔ちょっとの島でスピードをだしても甲斐はない。


勢いで話の方は暴走する。…ついでに小宝共和国では化石燃料の使用を水際で規制し、電気か自然エネルギーしか認めない。

現実的でないというなら、現実の話をする。電気自動車は高い。企業が小宝島向けに安い電気自動車をつくってくれず、隣国日本の政府も応援してくれないなら、足こぎでしのぐ。

足こぎ輪タクで手にあまる荷物は風力鉄道で運ぶ。ちなみにレールはロープをかけて荷物を引きずるのに比べると1500分の1の力でいいという。風向きが悪くなったら、牧場でヒマそうにしている牛に声をかけ「君たちの飼料も積んでいるんだから、ちょっと押してくれまいか」と頼む。


ついでに電力は自給する。 バイオ、地熱、風力、潮力…。電源はいっぱいある。ひょっとしたら水のない小宝で水力発電も出来る。常識のある人たちは出来るはずがないと頭ごなしに否定するだろうが、ある専門家は出来るという。

小宝島だから出来ること、小宝島でしか出来ないことがたくさんありそう。才覚は要らない。必要なのは、ほんの少しの律義さと、人に笑われても憶さない「バカさ」ではないか…。


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COMMENT
こんばんわぁ~^^
お久しぶりになってしまって。。。謝 その後越しの調子はいかがでしょうか。。。?だんだん暖かくなってきてるので。。調子よくなってきてるかも知れませんが無理しないでくださぃね^^子供たちはみんな一輪車に乗れるんですね。。。すごいなぁ。。。私は昔から苦手で。。。車も安全運転で走らなきゃってつくづく思いました。。。^^
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