じじらぎ

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島から島へ

∇…004    縮小表示(サムネイル) の写真を少し大きくして出してみました。ほんの出来心、生き残った者どもへのご祝儀。


久しぶりに鹿児島に戻ったら旧知級友にたくさん出遭った。居場所、暮らしぶりはそれぞれ違っても、みんな同時に年をとって、老眼鏡を手放せなくなっていた。

写真は寓居の庭のレモンの木。雑草園の話を長々としゃべるつもりで写真をだしてみたが、鹿児島にいると気が急くので、横着ながらいずれ… m( _ _ )m


島から島へ…というのは今夜の船便で鹿児島から小宝島に戻ることにしたことについての申告。



半世紀前の話だが、初めて東京に出た。アパートの3畳間を借りる談合が成立したとき、家主のお婆さんが尋ねた。

「ところで、鹿児島って島は、どこにあるんですか?」



なるほど世の中は広い。鹿児島と呼ばれる地域が日本列島の南の方にあるのを、みんな知っていて当たり前、と思う方が間違いだった。


それにしても人は、ものを知らなくても生きるための知恵と思いやりさえあれば、ほかに何もいらない。その辺の心がけは、この婆さんに教わった。


なにやかやとお世話になった。ほんとうに、昔の下町には良い人がいた。本人に微塵もその自覚はないまま偉い人たちが市井にいた。

婆さんに小宝島の話を聞かせても、まず信用しないだろう。「作り話じゃないよ。ほんとうに、そんな島があるんだよ」 と教えてやりたいが、とうの昔に往生された。



島は島でも、鹿児島にいると滅法いそがしい。

のべつ車を転がしている。せかせか暮らして、はやる心を抑えながら車を運転すると疲れる。健康によくない。なすべきことを中途で放り出したまま、身の丈に合った広さの島に戻ることにした。
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