じじらぎ

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岩盤浴場とサン

∇…008日10-6    きのうより天気が良かった。日の出が見事だった。

∇…岩盤浴場030    島の風景?…岩盤浴場

∇…雲037     雲。 …雲に興味をもちだしたらキリがない。これ以上変物扱いされても困るから、見て見ぬふりをする。 さはさりながら、きょうの空はめっぽう広い。なぜ広いか考えてみたら変哲もない雲の塊がてんでに浮いて静かに動いているせいか?

∇…雲038   上が北側。これは南の空。右隅の物件は太陽熱で水を温める装置の一部。なぜこんなものが設置されたのか、という話はいずれ。
岩盤浴場は特段に見栄えのする風景ではないが、ほかではあまり見られない天然自然の恵みという点で特筆していいと思う。

知る人は少ない。利用者も当然少ない。観光を産業の3本柱の一つとして振興に力を入れているはずの村も、なぜか無視している。


このスロープは以前、揚げ場として用いられていた。村営船は湯泊♨と小島の間、黒潮の奔流が走る水道に錨(いかり) をおろし、ここから艀(はしけ) を出して人と物資を揚げた。そのことを知っている人もだんだん少なくなる。



ここの艀が日本で最後のものとされる。しかし、それから15年。艀をつかわなくなって補修も手入れもしないうちに噴気がコンクリートの坂のあちこちに亀裂をつくった。

今は湯泊♨に行く人だけが通るこの坂は、スロープ全体が天然の岩盤浴場。場所によって熱さや湯気のたち具合いが微妙に違う。



坂全体が“浴場” だとすれば、最小限の清潔感は維持されなければならない。

同伴者の老犬サンには坂の入り口のところに繋ぎ、立ち入るのを控えてもらう。


実は、マーキングなどをここでされては迷惑する、ということではない。サンは人の気持ちを察する能力がいい加減な人間よりもすぐれている。

みんなが清潔に保とうと思っている場所は、教えたわけでもないのに絶対に汚さない。

それはいいのだが、サンの高潔な魂を他人に分かってもらうのはむずかしい。会う人ごとにいちいち説明するのも変である。


やむを得ない。

畜生にも劣る不心得を平気な顔をしてやる人間もいる世の中で、不本意ながらもサンを畜生扱いする。相すまぬことである。
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