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雨、火事

きょうも雨だった。3日つづきの休みのない雨は初めての経験。前線だけでなく、はるか南にある台風13号が湿った空気を送り込んでいるという。

きのう鹿児島市の隣町・姶良市にある資源ゴミ再生工場が火事になったらしい。テレビニュースは断片的で詳しいことは何も分からない。工場の名に聞き覚えがあったので村役場に問い合わせてみたら、やっぱり…。
全焼したという工場の名は13日小宝島であった村政座談会の際に聞いていた。トカラ七島の資源ゴミの再生を一手に引き受けているところ。

それが、なぜ姶良市の工場なのか、どんな行きがかりや事情があるのか…以前から気にかかっていた。

その疑問が解ける前に全焼という。 きのうきょうの話で、これからどうなるのか情報はまだ伝わってこない。



ゴミの処理は島の暮らしのなかで、相応の比重をしめる仕事である。珊瑚礁の島から積みだす物資はほとんどない。そのかわり、さまざまなゴミを村営船に積み、運んでもらっている。

燃えるゴミと屎尿は宝島に運ぶ。コンクリートなどの建築廃材は鹿児島港に向かう上り便に積み込んでいる。


∇…2008年11月29日_DSC08669  空き缶、空き瓶、段ボール、紙類などの資源ゴミは、月に一度、島びとがコミュニティ・センター前にあつまり、分別、搬出作業をしている。



資源ゴミを引き取ってもらうのにも、かなりの手間がかかる。空き缶などは水洗いし、瓶は色ごとに細かく分別する。段ボールの金具なども一本々々外す。ガラス瓶の注ぎ口にとりつけられたプラスティック部分も、ペンチで外さないといけない。


分別のやり方は鹿児島市とは違っていて、戸惑うことが多かった。

細かい“姶良方式” にだんだんと慣れたてきたところ。せっかく慣れかかったところで、受け入れ先が焼けたという。



廃プラスティックを再生する技術が採算ベースに乗っているらしいのは有り難いと思っていた。ゴミを出す側としてはタダで引き取ってもらうだけでもかたじけないことである。 

ゴミにもいろいろあるが、プラスティック類は一段とうっとうしい。

いろんなところで大量に使われている。使い勝手がいいから重宝されているわけでは必ずしもない。つくる方がつくりやすい、コストが安くてすむ…それだけのことで、現代の消費生活を支配している観がある。

偏屈ものの爺ぃにとっては、ほとんどが生産・出荷の段階からゴミ同然に見える。

天然素材が使えるのに、つくる側が便利というだけの理由でプラスティックを安易に使う。迷惑商品のはんらん…。ウカウカすると、身辺がそんなものに取り囲まれてしまう。

出せば結構な量になる。カサも張る。


ゴミとして出されるプラスティック類は、使った後の空き容器やさまざまな袋、梱包用緩衝材だけではない。広い海のどこからかやってくる漂着物もある。


漁業用浮きや風化しかけた容器類を見るとハングル文字、中国の略体字などが記されている。放っておくと、珊瑚礁の島が舶来品で埋まる。…インターナショナル・プラスティック・アイランド。


それにしても、ゴミ処理の態勢は膨大な産出量、漂着量にたいしてあまりにも貧弱ではないか? 三百数十㌔離れた遠い対岸の火事の報に接して心細い思いになった。
 
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