じじらぎ

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温泉の神さま

旧暦11月(しもつき) の8日、権現さまの日である。午前9時半から小宝神社で祭礼があった。
祭礼と言っても、ささやかなものだった。2拍2礼して黙祷する。それだけ。


小宝神社は十柱(とばしら) 神社ともいう。ほかにも神さまがいるのだけれども、ひとまず主だった十の神さまに一カ所にあつまってもらって、まとめて祝ったり、個別にお参りしたりする。いわば神さまの集合住宅。

十の神さまのために十の祭壇が横にならぶ。きょうは左端の権現さまのところだけ観音開きの格子戸が開かれ、その前に餅や米が供えられた。島びとの参列者は7人と幼児ひとり。


権現さまのもともとの御座所は島の東北部、パパラギから湯泊温泉に行く途中の岩陰にある。権現さまが集落から幾分かの距離をおいたところにましますのは、温泉の守り神でもあるから…という。

宿の門口からは百㍍も行かないところ、距離的にも気持ちのうえでも最も近い神さまである。

島に来てしばらくは神々にお参りするのを遠慮していた。ひとに説明するのはむずかしいが、権現さまにはある日突如、ムラ入りを許してもらえたような気分になった。

それいらい、節目には権現さまの小さな鳥居をくぐらせてもらっている。神さまの“本籍” から少し距離のある小宝神社の“現住所” にご挨拶に出向くのは、きょうが初めて。


神役の人は、なんなりとお願いしなさいと言うけれども、あらためて頼みごとをするのは勿体ないことである。日々の恵みに謝し、泉源がいつまでも絶えることがないのを念ずるのみ。

蒸し暑い日だった。ごくわずかの祈りの時のあいだに、やぶ蚊が飛んできて足首をさした。



夕方になっても異様な暑さはおさまらない。宿の温度計を見ると針は26度のところを指している。ほかの温度計で確かめても同じ。

小宝の公式観測点(村の住民センター) では23度という。それよりも3度も高いが、その代わり湿度は観測点が80㌫なのにたいし、パパラギの2階は58㌫だった。どうしてそうなるのか分からないが、とにかく蒸し暑い。


なんとなく落ち着かない気分でいるところに、湯泊の先にある“マショの湯”を見物に行った宿のお客さんが額に玉の汗をかきながら帰って来て妙なことを言う。ちょっとした異変があったらしい。今から出かけるのはかったるいので、あすにでも出かけることにする。
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COMMENT
ありがとうございました
妙なことを言った客です(笑)
12月中旬に3泊した際はお世話になりました
無事、12月31日に北海道の自宅にもどりました
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