じじらぎ

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自衛隊を解体せよ

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★s-047    わずかな時の経過に従って並べた4コマの写真、これを自衛隊解体論の論拠のひとつとして示したい。前に「トカラの悲劇」 などという大げさな言い方をしたことについても説明を加えたい。これも確信犯で、本心では大げさとは思っていない。
きのう23日午前9時半過ぎ、十島村防災無線は代船「みしま」が定刻に出港することを伝えた。ただし、小宝島だけは「接岸制限」。

「接岸制限」 というのは接岸できないかもしれない、それでもいいという人はお乗りください…ということ。

昨夜午後11時50分に鹿児島港を出た三島村の村営船「フェリ- みしま」 は遅れるのではという心配をよそに、順調な航海を続けていた。「としま」 のドック入りで慣れない航路に挑むことになった代船。頑張っている。

悪石島からいよいよ小宝島に向かう時になって、防災無線の放送があった。「小宝島は抜港します」


前にも説明した。「ばっこう」 という言葉は広辞苑にも全20巻の日本国語大辞典にも出ていない。トカラ列島に来てはじめて聞いたトカラ語(?)。小宝島、平島以外の島では死語になりつつあるから厳密にはコタカラ語、タイラ語というべきかもしれない。

意味は、寄港すべき船が航路をたがえずに接近しながらも通過すること。それ以上でも、それ以下でもない。

……バッコウ!


小宝島を2度訪ねて「抜港」 のリアルな語感を知った旅の人から責められたことがある。

「私んとこの田舎では年に何度かしか船が来ない港を整備するのにべらぼうなお金をかけた。陸続きで立派な道路があって、近くの空港では定期便もあるのに…。よそではそんなことができるのにトカラではなぜできないんです」

同じ日本で違う。

人が乗り降りする港で、バッコウ!

前に「トカラの悲劇」、「日本の悲劇」 と書いたのはこのことである。


人が住み、生活が営まれることで国土は完結する。年に一度、あるいは半年に一度しか船が来ない時代もあったという。今は高速鉄道が列島を縦貫する。滅多に飛行機が飛ばない空港だっていっぱいある。

そんな時代に、バッコウ!


この頃、尖閣諸島に住民票を移す人がいるらしいが、小宝には昔から人が住んでいる。お国は予算を組んでいろんなことをやってくれるが、船が着かないことには何も始まらない。いろんな補助や思いつきのメニュー事業などをもってこられても埋め合わせにはならない。



話を大きくしたくはないんだけれども、やむを得ない。自衛隊解体の提案はこれと関連する。おかしいことはやっぱりおかしいのだ。理想を笑う浅知恵は何事も解決しない。

自衛隊が港が整備されていないところからの上陸を想定したホバークラフトを4隻もっていると聞いた。このうちの1隻でも2隻でも母船に積んできてもらえば、小宝や平は救われる。戦争に使う道具と要員を人助けに使う。それが悪いという理屈があるなら教えてもらいたい。

表に掲げた4枚の写真は時間差を示すためではなく、位置を少し変えれば波が穏やかであることを知ってもらうために並べた。ほぼ同じ時刻にまったく表情の違う海がある。小さな丸い島で、少しだけ場所をずらせば上陸できるところが沢山あるのだ。



島にはふつう、表の港と裏の港がある。反対の位置のところに港が二つ。小宝でもそうしてもらいたいが、それが出来ないならば、港の入口方向に波止めの堤防をつくることでしのぐ工夫はできないか。それをなぜしないのか、理由を聞きたい。

どうしても出来ないというなら、できるまでのつなぎに自衛隊の艦船、ヘリなどに出動してもらいたい。戦争のための道具だから民需、民生に転用できないというなら、話をなぜ戦争をするのかというところまで引き戻すべきだろう。


日本が戦争をする理由はどこにあるんだろう。その前に憲法は戦争はもうしないと高らかに宣言しているのではないのか。

現実をみると、戦争に負けて60年の余もたつのに沖縄などでは戦勝国の占領を許している。自衛隊という名の軍隊の装備、編成も戦勝国・アメリカの戦略に従っている。

これに正当性があるのか、大義はどこにあるのかもう一度考え直したい。


この際、はっきり言う。集団安全保障は憲法違反である。自衛隊は軍隊であり、憲法違反である。

ならば憲法を変えればいい…という考えには与(くみ) しない。平和憲法はアメリカの押しつけであったが、戦争に倦(う) み果てた日本国民はこれを支持した。

悲惨な歴史をへたあとで人類が得た知恵でもあった。いまさらアメリカの都合に合わせて憲法を変えるなどというのは愚の骨頂だ。


金正日は何を考えているか分からない…などと、やたらに危機感を煽る手合いがいる。

金正日には勝手に考えさせておけばいい。今の自衛隊は北朝鮮の軍隊を何回もくりかえし殲滅させて、なお余る装備をもってしまった。抑止力などと言ったところで相手の受け取り方しだい。その前に際限がない。

実力行使をどちらが先にやっても良いことは何もない。そろそろ軍事より政治の出番ではないか。これ以上もごまかしを続けていくのはやめにしたい。


さしあたり現実的な手立てとして自衛隊の解体再編を考えている。

前段階とし、陸海空の三軍を一つにする。そのうえで2つに分割し、一つは国連に丸ごと預ける。

日本政府は指揮権を放棄し、費用だけを負担する。これにより自衛隊は国連の規定にあって実現しなかった誇り高き世界警察軍となる。



残り半分は緊急援助隊とする。隊員12万人(自衛隊の現員の半数) として6つに分け、うち1つ2万人は教育訓練研修のための要員ワク。仕事を得られない若い人たちに職業訓練の機会を与える。

もう一つは国土の保全部隊とする。山と海の自然の保全、保護、環境整備を任務とする。これが機能すれば自然災害もかなり減らすことができそう。

残り4つは実働部隊として配置につく。6時間4交代で24時間出動体制に入る。つまり常時2万人が日本国内はもちろん、世界中のどこへでも出動できるよう待機する。


奄美の豪雨災害では国分駐屯の自衛隊施設部隊など350人ほどが出たらしい。クライストチャーチの地震では国際緊急援助隊68人という。

そんなチンケな話ではない。2万人が即出動なら、ありあまる航空機、船舶、工作機械を動員して世界の果てまで千人規模を派遣するのは朝飯前のことではないか。


もしこれが実現したら不戦の旗を掲げて世界の隅々で働く日本をあえて侵略する国が出てくるとは考えにくい。もしそんな事態が起きたら世界は黙っていまい。なにより元自衛隊員による国連警察部隊の出番である。

これは夢物語ではない。実現しなければ、日本という国家も民族としての日本人も自滅する。

もともと日本は主権国家であった。違憲の自衛隊が、殴り込みと無差別爆撃をこととするアメリカの傭兵化していく悪夢のような現実は早く終わらせなければならない。
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COMMENT
好き日のひろさんへ
アメリカから「旗を見せろ」と言われた…と恐れ入るような政治家はいりません。アメリカの戦争の歴史、日本の敗戦の経過、いつまでも終わらない占領政策を見ると、アメリカに旗を見せる義理はない。日の丸は意匠的には非の打ちどころのない旗です。人殺しの旗印にしてはいけない。

念のため、アメリカ人個人は良い人がたくさんいます。アメリカ人の「知日派」、日本人の「知米派」と称される人たちは、どうしてインチキだらけなんでしょうね。
hiroさんへ
抜港という言い方は奄美に行った時にタクシーの運転手さんからも聞きました。コタカラ語(?)…と言ったのは、私のおふざけで、本当は船舶用語と考えるべきでしょうね。

日本国語大辞典には「ばっこう」という見出し語が1つだけあって、「末光」という漢字があてられていました。思いがけない余光、恩恵という意味だそうで、抜港とは大違い。
日本の旗を掲げて、
国際緊急援助隊として
世界から尊敬されて欲しいものです。
日本の緊急援助隊は優秀。
政治家ばかりが、自分の事ばかりで
方向性を見失っているような。

今日も好き日に、、、。
抜港
IME辞書も変換しないので今登録しました(笑)。抜港は子宝島以外でも離島航路や極一部の長距離フェリーでも時たま有るようです。伊豆諸島の小さめな島は春先と台風シーズン、長距離は日本海が大荒れになると運休の他に寄航の取り止めや途中での打ち切り(戻り便に)等です。
「ユーチューブ」には東海汽船の船が波で揉まれている動画が沢山有ります。
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