じじらぎ

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雨ゆり

★s-IMG_0086  ★s-IMG_0096      左は昨日の日の出、5時51分。右は今日の日の出前、5時40分。  日の出前の海と空の色も結構見ごたえがある。


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IMG_0093 (800x630)      庭は塩害で無残な姿をさらしている。上は門口のパパイア。左手奥の大きい方は生垣に守られて、青い部分を残していて、日がたてば再生する。手前の方は分からない。

ことしの台風によるパパイヤの被害は7号の時が2本、今回9号で3本。

真ん中の写真は客室前の緑のカーテン。青々とした葉を茂らせ、朝顔に似た花を毎日咲かせていた軍配昼顔が茶色になってしおれた。タナにつるを伸ばそうとする矢先のニガウリ、ブーゲンビリアも枯死、または生死不明の立ち枯れ状態。


いちばん下の写真はアボカドの鉢をかこんで日々草、仏桑花(ぶっそうげ=ハイビスカス)、地這いのキュウリがひしめいていたところ。手前の折れた茎は、台風7号で枯れたパパイヤの残骸。


台風が過ぎるのを待ちかねたような間合いで枯草のなかで花を開いたのがゼフィランサス。 紅色の花を次々に開いた。

英語では雨百合(rain lily) と呼ぶらしい。

天人菊とおなじくアメリカ原産の多年草。小宝島では道端に群生して彩りを添える。

本来は園芸種。花壇や花鉢から逃げ出したものが野生化し、今では土着の花のような顔をして咲き誇る。


インターネットで調べたら、いちばん詳しい情報は英文だった。 following rain という言い方をどうとればよいのか迷う。

降雨につづいて咲く…というのが順当な受け取り方だろう。しかし、今年は梅雨時に花を見なかったような気がする。

台風9号は1週間の余も風ばかり吹きつのって、まともに雨を降らせなかった。雨百合はジッと地中にひそんで、潮風がやむのを待ちかねていた気配。

潮風への恨みと雨乞い願望をこめて“雨を招く” という意味ではないか…と考えてみる。おそらく違うだろうが、そう考えたい。


ヒガンバナ科タマスダレ属という。

なるほど、彼岸花と同じ。ほとんど前触れなしに土の中からつぼみを立ち上がらせ、一斉に花をひらく。




長いこと音信のなかった従兄から電話があった。

年齢を感じさせない明るい声。用件はとくにない。

抗癌剤が効いて、おかげで精いっぱい我儘しながらまだ生きている、と言う。おのれの死にざまをあっけらかんと受け入れるDNAが一族にあるのかもしれない、とも言う。

従兄が思い出させてくれた故郷の人びとと風景、心の中でそれに花を捧げまつることにした。…潮風に耐えた島の天人菊と仏桑花、それと今をさかりのみずみずしい雨百合。

きょうはお盆の入り。
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COMMENT
サビ?
サビは冗談ですからね(笑)、島で潮風に弄られるとこうなるのですね。内地だと送電系統がショートして停電になりますかね。時たまニュースになります、碍子を洗ってました。

私のとこに当て嵌めると厳冬期の吹雪明けでしょうか。高層の建物が無ければ白一色、少しオーバーですが道路の除雪が間に合わずに白いと周りも結構白いままです。
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