じじらぎ

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地震情報!

夕べは客用の食堂に出張して、手間をかけ、もったいをつけて飲む焼酎の飲み方を講釈しながら早々に酔っ払って午後8時前には寝た。前後不覚状態から覚めて、そのまま起床したのが午前1時半。異常に早いが、いつもと変わらない。だから不規則ということではない。

昼食後には昼寝をする。心がけてやるということではなく、人と面談中でも、運転中でも瞬間的に昏睡する。おかげで愛車を廃車にした。いらい、この時間帯に車に乗るのは控えている。

面談中の瞬間的な熟睡は車の運転ほどの危険はない。たいていの人は、自分が話すことを相手がきいているのか関心がないまま勝手にしゃべる。それと、ひとの話をまともに聞かないのが私の性格だと思いこんでいる人も多い。

初対面の人でも、こういった場合は不快感よりも驚きが先にたつのが人間の反応らしい。あきれかえって怒る気も起きないということか。

未明に目が覚めたら、すぐに活動に入る。直立歩行を拒否する足腰をなだめすかし、こむらがえりが終わるのを待つとフル操業。まず茶を沸かし、肺腑の奥まで煙草の毒を吸い込む。

久しぶりにブログを書くというのに、また要らぬおしゃべりをした。地震速報を流すのが主たる目的だった。

2008年12月10日午前2時ちょうどに小宝島で地震があった。この島で初めて体感した異常振動。ドーンと一発、その後に1,2秒間かすかな揺れがあったような気がする。余震なのか気のせいなのかは分からない。

テレビをつけてみた。いっこうに速報が流されない。工業高校のロボット技術競争の間延びした映像をいつまでも眺めているわけにいかないので、拍子抜けした気分でテレビの電源を切った。

なぜ小宝島の地震速報が流されないのであろうか? バッコー (抜港) の音が頭のなかで響き始める。バッコー、バッコー、バッコー…。被害妄想による幻聴である。

昨夕、島の放送塔が「十島村防災情報」を流した。NHKが十島村各島の実録番組を放映するので見てください…という。「○日中之島、×日口之島、△日諏訪之瀬島……」。

繰り返し放送する。小宝島はいつ放映なのか聴き耳をたてる。2度とも出てこない。そう言えば平島も出てこない。思えば、いずれもバッコーの常連だった。

前日も同じ放送があった。内容は変わらない。おそらく、きょうも夕方になると同じバッコー放送を繰り返すに違いない。どうにもこうにも「…防災情報」は、どうでもいいことは、しつこいぐらい繰り返す。

その代わり、大事なことは私が聞かない頃合いを見計らって1回しか放送しない。……もちろん、これも被害妄想であろう。

さて、なぜ小宝島と平島を無視したのか? 村営船のバッコーはそれなりの理由がある。波が荒く、大きなうねりがあるときに狭い港内で旋回すれば、岸壁や岩礁にぶつかる恐れがある。なにものかに一度でも接触すると船は壊れる。良くても長期のドック入り、悪くすると廃船。

1400㌧の巨体を7本の綱でつなぎとめるわけだけれども、これが切れ、はじけ飛ぶこともある。そうなると人の命にもかかわる。これに比べると、国営放送の抜稿 (!?) は横着である。

が、待てよ…と、ここで思いつく。ひょっとしたら、NHKはバッコー常連の島も取材していて番組をつくったのに、十島村防災情報の放送原稿がそれを抜稿したのではないか? 

そんなことをウジウジ考えだすと鬱になる。電話をして確かめる方法もあるが、侮蔑と憐憫を押し殺した慇懃無礼な応対をされ、いい加減にあしらわれるのが落ち。NHKも村役場も島の人間の被害妄想につきあっている暇はないであろう…と思いなおしたりもして、結局そのままにしておく。

島に来て驚いたのは、納得のいかないことがあっても島の人びとがことさら異議を唱えないことだった。従順なわけでも、達観しているわけでもない。鬱屈しているのである。ここまでなるには、親身に対応してもらえなかった屈辱の体験やもどかしい思いの積み重ねがあったと推測される。

なにしろ村役場の職員が島にいない。電話回線でしか話が出来ない点では、NHKといっしょ。鹿児島市にある村役場に電話しても組織機構の複雑なNHK並みにタライ回しされることがある。

これだけは、ただの被害妄想ではない。私自身が島の人たちと同じ思いをした。そして、だんだんと島の人間になりつつあるけれども、島の人間になりきれない部分も残している。やむなく蟹が泡を吹くようにブツブツとブログを書く。

とにかく無線LANの回復はありがたかった。たいしたことは書かないのだけれども通じるというだけで安堵する。

不通になったとき、管理人代理をつとめて「おことわり」を書いてもらったアンジさん、遠い国から支援の書き入れをしてくださったアダンさん、回線回復に尽力してくださった分校の教頭さん、ありがとうございます。
話が妙な方向に脱線してしまいました。小宝島地震(!?)の真相は依然不明。公式観測がなかったのか、観測結果が公表されなかったのか、この2つの可能性のほかに誤認説も想定した方がいいかもしれない。

誤認説で考えられるのは、無理強いして焼酎を嘗めさせた看護師さんが直下の部屋に寝ていて、寝台から落下した可能性。それにしては振動が大きかった。キャッとかギャーとかいう声も聞こえなかった。

もうひとつは、その向かいの部屋に寝ている巡回診療のお医者さんの寝返り。ならば、もっと大きな振れがあってもおかしくない。

いずれも本人に確かめるわけにいかない。真相は、このまま闇のなかに葬られそう。
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待ってました!! jiji節復活ですね。
確かに情報が来ないのは不安ですよね。もしかしたら、小宝島にはデータを発信できる地震計が設置されていないのかも知れませんね。
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