じじらぎ

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婆の近況

050 (640x557)    しばらく籠った。 部屋を出ないとブログの書き込みをするのかと思うと逆で、むしろサボる。 籠れば籠ったで、それなりにすることがあって、時は逃げるように過ぎる。
日の出どき、サン婆と湯泊♨に行かないときは、パパラギの2階にあがって東の海と空を見る。 ことしは元日から、お日さまが顔をみせてくれない。 島にきて5年になるが、こんなのは初めて。


きょう0630時現在で確認したら6畳の居室が気温16度、湿度68㌫、玄関ホールが13度、66㌫、小宝島の公式観測点(住民センター) が12度、50.2㌫。 観測場所による差はいつもの通りである。

トカラ七島のなかで小宝はいちばん気温がたかい。 気圧の高さもいちばん。 湿度は低い。 

火山脈の真上にある珊瑚礁の島だから気温と湿度の特異さについては納得できる。 なぜ気圧が高いのかは、いちど誰かに聞いてみたいと思いながらそのままになっている。

きょうの風は北東。 七島はおおむね北西の風がふいていて、小宝と諏訪之瀬だけがなぜか北東。





つれあいのサン婆はきょうも元気。 

寒がりだと思い込んでいたら、ときどきは小屋を出て芝生の上に丸まって寝ていたりする。 トカラ育ちとはいえ、もともとは柴犬とハスキーの雑種。 先祖がえりして寒さへのこらえ性を取り戻したのか、単に鈍くなっただけのことなのか?


ことし19歳を迎える。 

知覚はだんだん衰えてきた。 リードには撚り戻しをつけてあるのに、目を離すと写真のような按配になってしまう。 

紐がどんなぐあいに絡まっているのか認識できなくなってしまった気配。 放っておくとますますグルグル巻きになって、動けなくなるとか細い声で鳴く。


吠えない犬が妙な声をだすので、初めて聞いたときはびっくりした。 

もともと唖ではない。 下駄で尻尾を踏んづけたりすると、ふつうの犬畜生といっしょでキャンと発する。 ただし、威嚇のうなり声をあげるのは聞いたことがない


知覚障害は最初に耳に来た。 かなり前から全聾。 目の障害の主たる原因は白内障で、明るさと輪郭は一部認識すると思っていたが、最近はこれもおぼつかなくなった。 嗅覚も衰えた。


好奇心に満ちた目の輝きだけは変わらない。 

それはいいけれども、方角をさだめずに駆け出すのには閉口する。 

島の道路は珊瑚礁の岩盤にコンクリートを塗り重ねた格好になっていて、道を踏み外すと転落する。 何度、落ちても懲りない。

絶対にしなかった舗装道上での排泄が、いつのまにか当たり前になった。 路傍の草むらに分け入るのがこわいらしく、コンクリートの感触だけをたよりに動きまわっている。


おしめはまだ要らない。 リードを引っ張る力も若いころと変わらない。 食欲も浅ましいくらいに旺盛。


待て、伏せ、お手は出来なくなった。 あえて無理強いすることもしない。 

爺だって老い先は短い。 焼酎を「待て!」 と言われたら、分かっていても分からないふりをして誤魔化すに違いない。 傍がやっきになっても甲斐はない。


サン婆、とにかく元気いっぱい。 近づくとリードをいっぱい張って立ちあがり、散歩をねだる。 

去年の春ごろから、年内にくたばると覚悟していた。 それが、年を越した。 この分では爺の方が先でもおかしくない。


 



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